ゴム風船の保存期間どのぐらいですか?


ゴム風船は劣化しますか?

風船は劣化すると伸張性が失われて硬くなったり、柔らかくベトベトになったりします。
空気やヘリウムガスを入れると、膨らみにくくなり、膨らませる途中で割れてしまうこともあります。

「ゴム風船は食べものと違って悪くならない」と思ってないでしょうか?
確かに食品のように腐敗したりはしませんが、風船はゴムの木という植物の樹液で作られているので、 放って置くと徐々に劣化していきます。

ゴム風船は、温度による影響を受けやすく、一般的には低温下では硬くなり、高温下では軟らかくなる性質です。
高温の状態ですと風船がすこし伸びて薄くなった感じがします。
特に黒と青、緑などの濃い色の風船は、光を吸収しやすく、劣化が速まりますので要注意です。
また、高温多湿の夏場が特に注意が必要です。風船自体が劣化して薄くなり、風船同士が密着することがあります。
高温時ではゴムの分子か変化するともいわれてます。


ゴム風船の保存方法は・・・・?

光に当たると、どんどん劣化が早まります。また、風船は空気に触れることでも劣化します。
ゴム風船は熱と紫外線に弱いので、光が当たるような場所に放置するのは要注意です。
光、高温多湿は厳禁です。

密封できる袋やケース、段ボール箱などで保管するようにしましょう。
風船の保管場所としては、涼しく暗い所がおすすめ。倉庫や、オフィスなど温度変化が少ない場所が最適です。


ゴム風船の保存期間どのぐらいですか?

正しい方法で保管していても、ゴム風船の劣化を完全に防ぐことはできません。
良い状態のゴム風船を使いたいのなら、あまり長期保存をせずに1年以内に使い切れる程度の量の購入がおすすめです。

食品などと違い、ゴム風船には明確な使用保証期間がありません。
一般的に、光や高温を避けて保管すれば、半年〜1年程度は問題なく使えると言われています。

とはいっても、徐々に劣化するものなので、購入した風船はできるだけ早く使いきりましょう。
古い風船は伸びが悪く、ベトベトになったり、割れる確率も高くなってしまいます。


量が多い風船のおすすめ保存方法

大量の風船を保管する際に、袋にぴっちり詰めて長期保存すると風船同士が貼りついてしまう場合があります。
量が多いときは、大きめの袋に入れ替えたり、袋ではなく大きさに余裕のあるケースに入れて保管しましょう。
ケースの中に脱酸素剤を入れるのも有効です。

ケースが透明で光を通す場合は、黒いテープなどで遮光します。段ボール箱なども、射光や温度差を防ぐのに 有効的です。
また、風船を折りたたんだまま長期間保存すると、曲がった部分が硬くなる場合があるので注意が必要です。


一度膨らませた風船は保存できますか?

イベントなどで使った風船を思い出として保管しておく方もいらっしゃると思いますが、ふたたび膨らませると破損する場合があります。
一回膨らませたゴム風船は、ゴムが伸びてしまっていることが多く、保存して再利用することは難しいです。

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