風船あれこれ。ゴム風船は何で出来てるの?飛んでいったゴム風船はどこへ行くの?などなど。

Q1.ゴム風船は何で出来てるの?
Q2.ゴム風船はどうやって作るの?
Q3.ゴム風船はどうしてあんなにふくらむの?
Q4.ゴム風船はどうしてしぼむの?
Q5.ゴム風船はどうして浮かぶの?
Q6.飛んでいったゴム風船はどこへ行くの?
Q7.ゴム風船を長く置いておくとどうなるの?
Q8.時々ゴム風船に付いている白い粉は?
A1.ゴム風船の原料となるのはゴムの樹液(ラテックス)で、ゴムの木から
採取できる天然物質です。
ゴムの木の樹皮に切り口をつけると白っぽい樹液が出て来ます。
これを集めたものがラテックスです。
ラテックスは100%天然物質から出来ており、 空気に 触れる ことによって酸化が始まり、
直射日光や自然界の微生物によって 分解が進みます。
土から生まれて土へと帰るのです。
A2.ゴム風船は、ゴムの樹液(ラテックス)にふくらます前の 風船の形をしたフラスコの
ような型をつけ込み、ラテックスを 乾燥させて作られています。
A3.ゴム風船の原料は天然ゴム(ラテックス)で、その最大の特長は 伸縮性です。
ゴム風船にはその伸びる 性質が生かされています。
ゴムの伸びる袋に空気をどんどん送り込むから大きくふくらむのです。
通常約5×5×5、5の3乗くらいにふくらみます。
A4.ふくらんだゴム風船の中の空気は圧力が高い状態になっています。
これはゴムの伸びる性質ともとに戻ろうとする性質のためです。
ふくらんで伸びたゴム風船のすき間(分子レベル)から、ゴム風船の 内部の高圧の
空気が逃げようとして、自然にしぼんでいくのです。
A5.全てのゴム風船が浮かぶ訳ではなく、ゴム風船の中に空気より
軽い 気体を入れた場合に浮かびます。
空気よりも軽い気体としては、 水素、ヘリウムが知られていますが、水素は可燃性のガスですので、
ゴム風船には安全なヘリウムガスを使用します。
A6.ゴム風船の場合、そのほとんどが約8000メートル上空まで上昇します。
気圧差で約7倍までふくらんだゴム風船は、上空の約-40℃の冷気で凍結し、
こなごなに割れて落下するという研究結果が出ています。
一方上昇しきらずにそのままの形で落下したものに関しても、 上昇したもと同様、
直射日光や外気、 バ クテリア、雨水などによって 分解されて行きます。
しかし、そのように落下する場合、3,900ヘクタール(東京ドームの834倍)の 広さに
1個という割合で、ほとんど目に付くことはないそうです。
A7.ゴム風船の原料である天然ゴム(ラテックス)は
天然素材ですので、 時間の経過とともに生分解が起きます。
これは植物が腐る現象で、 輪ゴムが切れやすくなるのと同じです。
A8.ゴム風船の品質を保持し、劣化を防ぐために 添加されたものですが、
でんぷん粉や、無機質の物がほとんどで、 特に有害なものではありません。
資料提供: 日本バルーン協会