風船で遊ぶときの注意


1.ガスでゴム風船をふくらませる場合

安全なヘリウムガスでふくらませましょう。
水素ガスなどの可燃性のガスは絶対に使用しないで下さい。

可燃性のガスは引火爆発の恐れがあります。

ガスは通常ボンベに入っていますが、重量があるので
ボンベの転倒などには注意が必要です。

ガスボンベは通常ガスの種類別に色分けされております。
通常ヘリウムは灰色、酸素は黒、水素は赤色です。

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2.ゴム風船を空に飛ばす場合

自然に分解しないものは飛ばさないようにしましょう。

風船の素材はラテックスを原料とするゴム風船にし、
蒸着フィルムや自然環境で生分解しないものは
使用しないようにしましょう。

また、風船の止め具やひもの素材も木綿や輪ゴムなど、
生分解性を持つものを使用するようにしましょう。

複数の風船を 飛ばす時には、それぞれを単体とし、
複合体で飛ばさないようにしましょう。

3.小さな子供たちにゴム風船を与える際

小さい子供たちは口に物を入れる習性があるため、
ゴム風船をふくらまそうとして間違って飲み込んでしまう 危険性がありますので、
6歳未満の子供たちには ふくらませたゴム風船で遊ばせてあげて下さい。

万一飲み込んでしまった場合でも自然に排出されますが、
呼吸器系に入った場合には呼吸困難などの事故に
つながりますので十分注意して下さい。

使わないゴム風船や、割れた風船の破片などは
子供たちの手の届かないとろに置きましょう。

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4.ゴム風船を口でふくらませる場合

風船を口でふくらませる場合、直径25cm程度の風船を一度に
5〜7個もふくらませると、酸欠や貧血で倒れることがありますので 、
一度にたくさんふくらませないように十分注意して下さい。

資料提供: 日本バルーン協会

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